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【ボートレースダービー2019】児島競艇場の結果・出場選手・リプレイ

毎年10月〜11月頃に開催されるSG(スペシャルグレード)の競艇レースの1つ「ボートレースダービー」。

66回目となる2019年は10月22日(火)~27日(日)、岡山県倉敷市にある児島ボートレース場で開催されました。

今回は、2019年のボートレース児島での結果・出場選手・リプレイをまとめてみました。

ボートレースダービーとは?

ボートレースダービーとは、競艇の中で最もランクの高い「SG」レースの1つ。正式名称は「国土交通大臣旗争奪 全日本選手権競走」で、2014年度から現在の通称名称で呼ばれています。

第一回大会は、1953年11月7日〜10日に若松競艇場で開催。ボートレースで最も古い伝統と格式を持ち、グレード制やSGが制定される前から続く大会です。

そして、ボートレースダービーは、SGの中で優勝賞金が大きいGRANDE5(グランデファイブ)の第4戦に位置付けられています。

優勝賞金は、3500万円!また、優勝選手には優勝旗とダービージャケットが贈られます。

2019年から優勝者には、新設されたプレミアムG1「ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」への優先出場権が与えられます。

ボートレースダービー2019の出場資格とは?

「ボートレースダービー2019」は、2018年の8月1日〜2019年の7月31日までの選考期間から出場資格を満たした52名の選手が出場しました。出場資格は、まず優先出場枠で

  • 前年度優勝選手
  • 前年のグランプリの優勝戦出場者(6名)
  • 直前のSG競走であるボートレースメモリアルの優勝者

以上の合計8名が、出場資格を得ます。

次に、2018年8月~2019年7月までの勝率上位選手を選出。なお、勝率が並んだ場合は、着順点上位者から順に選出されます。

優先出場以外の選手は、

  • 開催年の後期A1級である
  • 出走回数160走以上出走

以上が、出場の条件で決められています。

ボートレースダービーは、厳しい出場条件を満たした一流選手しか出場できません。よって、選手の実力が同レベルとなり、モーターの気配を重視すべきレースになりました。

52名のボートレースダービー2019出場選手一覧

「ボートレースダービー2019」には、52選手が出場しました。選考基準である勝率とともに全選手をご紹介します。

優先出場・順位 登録番号 氏名 勝率 支部/出身地 備考
前年度優勝者 3721 守田 俊介 7.66 滋 賀/京 都 7年連続20回目
第33回グランプリ優勝戦出場者 4320
峰 竜太
(あっせん取り消し)
8.57 佐 賀/佐 賀 3年連続9回目
4024 井口 佳典 7.92 三 重/三 重 9年連続14回目
4296 岡崎 恭裕 7.48 福 岡/福 岡 5年連続7回目
3960 菊地 孝平 7.23 静 岡/岩 手 6年連続15回目
第65回ボートレースメモリアル優勝者 4238 毒島 誠 8.03 群 馬/群 馬 7年連続7回目
8 4444 桐生 順平 8.29 埼 玉/福 島 8年連続8回目
9 3941 池田 浩二
(出場取消)
7.91 愛 知/愛 知 12年連続16回目
10 4500 山田 康二 7.89 佐 賀/佐 賀 3年連続4回目
11 4350 篠崎 元志 7.87 福 岡/福 岡 6年連続8回目
12 3783 瓜生 正義 7.87 福 岡/福 岡 13年連続20回目
13 3606 川北 浩貴 7.83 滋 賀/滋 賀 4年ぶり6回目
14 3719 辻 栄蔵
(出場取消)
7.80 広 島/広 島 2年ぶり13回目
15 3779 原田 幸哉 7.78 長 崎/愛 知 2年ぶり13回目
16 4397 西村 拓也 7.72 大 阪/大 阪 3年ぶり2回目
17 4188 久田 敏之 7.70 群 馬/群 馬 4年連続4回目
18 3854 吉川 元浩 7.69 兵 庫/兵 庫 8年連続18回目
19 3623 深川 真二 7.67 佐 賀/佐 賀 8年連続15回目
20 4370 山口 達也 7.66 佐 賀/佐 賀 6年ぶり3回目
21 3744 徳増 秀樹 7.64 静 岡/静 岡 2年連続6回目
22 4337 平本 真之 7.62 愛 知/愛 知 2年連続6回目
23 3716 石渡 鉄兵 7.61 東 京/千 葉 2年ぶり6回目
24 4262 馬場 貴也 7.57 滋 賀/京 都 2年連続2回目
25 3573 前本 泰和 7.57 広 島/広 島 6年連続10回目
26 4418 茅原 悠紀 7.50 岡 山/岡 山 2年ぶり7回目
27 4044 湯川 浩司 7.44 大 阪/大 阪 4年連続12回目
28 4028 田村 隆信 7.44 徳 島/徳 島 5年ぶり11回目
29 3415 松井 繁 7.43 大 阪/大 阪 12年連続23回目
30 4205 山口 剛 7.42 広 島/広 島 2年ぶり9回目
31 4530 小野 生奈 7.32 福 岡/福 岡 2年連続2回目
32 4075 中野 次郎 7.31 東 京/東 京 6年ぶり4回目
33 4477 篠崎 仁志(あっせん取り消し) 7.29 福 岡/福 岡 3年連続4回目
34 4659 木下 翔太 7.29 大 阪/大 阪 初出場
35 3159 江口 晃生 7.29 群 馬/群 馬 2年ぶり17回目
36 3780 魚谷 智之 7.26 兵 庫/兵 庫 4年連続15回目
37 4168 石野 貴之 7.24 大 阪/大 阪 6年連続7回目
38 3903 白石 健 7.23 兵 庫/兵 庫 4年ぶり5回目
39 4719 上條 暢嵩 7.22 大 阪/大 阪 初出場
40 4502 遠藤 エミ 7.21 滋 賀/滋 賀 2年ぶり3回目
41 3499 市川 哲也 7.20 広 島/広 島 8年ぶり12回目
42 3435 寺田 千恵 7.20 岡 山/福 岡 2年ぶり8回目
43 4503 上野 真之介 7.19 佐 賀/佐 賀 初出場
44 3256 三角 哲男 7.19 東 京/千 葉 3年ぶり6回目
45 4074 柳沢 一 7.17 愛 知/愛 知 2年ぶり2回目
46 4364 池永 太 7.17 福 岡/宮 崎 6年ぶり2回目
47 3952 中澤 和志 7.17 埼 玉/岩 手 6年ぶり7回目
48 4190 長嶋 万記 7.15 静 岡/静 岡 2年ぶり2回目
49 3908 重成 一人 7.15 香 川/香 川 初出場
50 4050 田口 節子 7.15 岡 山/岡 山 2年ぶり5回目
51 4682 大上 卓人 7.15 広 島/広 島 初出場
52 3484 芝田 浩治 7.14 兵 庫/兵 庫 3年ぶり3回目
4524 深谷 知博 7.14 静 岡/静 岡 2年連続3回目
4504 前田 将太 7.13 福 岡/福 岡 3年連続3回目
4391 松田 祐季 7.11 福 井/福 井 初出場
4061 萩原 秀人 7.11 福 井/福 井 2年連続3回目
3942 寺田 祥 7.11 山 口/山 口 3年連続11回目

出場選手の勝率は8.29~7.11なので、選手同士の実力差は小さいと考えられますね。

ボートレースダービー2019の競走スケジュールは?

ボートレースダービー2019の競走スケジュールは、10月22日(火)~27日(日)の6日間

そして、初日の第12レースで行われるドリーム戦に選ばれたのは、次の6名です。

号艇 氏名 勝率 着順点合計
1 桐生  順平 8.29 2,030
2 毒島   誠 8.03 1,879
3 井口  佳典 7.92 2,044
4 山田  康二 7.89 1,657
5 篠崎  元志 7.87 2,086
6 瓜生  正義 7.87 1,756

選考期間における勝率の上位6名が出場し、枠番は勝率の高い選手から内枠になるように決められています。

ボートレースダービー2019の結果は?

2019年のボートレースダービーは、1号艇の毒島 誠選手がイン逃げで優勝!次のような結果で幕を下ろしました。

ボートレーサー レースタイム
1 1 4238  毒島   誠 1'46"7
2 3 4168  石野  貴之 1'49"1
3 2 4262  馬場  貴也 1'50"3
4 6 4659  木下  翔太 1'50"8
5 4 4391  松田  祐季
6 5 4504  前田  将太

※レースのリプレイ動画はこちらから見れます。
https://www.boatrace.jp/static_extra/html/replay.html?mid=768

また、ドリーム戦の結果は次の通りです。

ボートレーサー レースタイム
1 1 4444  桐生  順平 1'48"7
2 3 4024  井口  佳典 1'50"7
3 4 4500  山田  康二 1'52"0
4 6 3783  瓜生  正義 1'53"4
5 5 4350  篠崎  元志
6 2 4238  毒島   誠

ドリーム戦は出場選手の中で最も勝率が高い、1号艇の桐生 順平選手が制しました。

リプレイ:レース開始前から波乱の展開に

今年のボートレースダービーでは、4年連続勝率1位で、2018年のグランプリ覇者の超一流選手、峰竜太選手がまさかの出場取消。出場取消の理由は、今年のボートレースメモリアルの準優勝戦でフライングをしたため。

他にも、出場取消が3名、選出除外が2名とレース開始前から波乱の展開が巻き起こりました。

そして、優勝戦。1号艇毒島選手は、インからコンマ10のトップスタートを踏み込み先マイ。その後、外5艇を軽々と突き放し、勝利を治めました。

まとめ:毒島選手がデイレース初優勝

開催前から波乱が起きた「ボートレースダービー2019」。今大会は、6度目のSG制覇に加え、初めてデイレースで優勝を飾った1号艇の毒島 誠選手が見事優勝を飾りました!

次回の第67回大会は、 2020年10月20日 〜25日にボートレース大村でナイター開催となっています。

 

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